長期修繕計画標準様式、長期修繕計画作成ガイドライン及び同コメント

マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値の維持・向上を図るためには、建物の経年劣化に対応した適時適切な修繕工事を行うことが重要です。そのためには、適切な長期修繕計画を作成し、それに基づいた修繕積立金の額の設定を行うことが不可欠です。しかし、長期修繕計画をどのような様式により作成するのかは、これまで定まったものはありませんでした。

そのため、国土交通省は、平成19年9月に「長期修繕計画あり方検討委員会」を立ち上げ、長期修繕計画を作成するための様式等についての検討を行ってきました。委員会での検討を踏まえ、「長期修繕計画標準様式」、「長期修繕計画作成ガイドライン及び同コメント」を策定しました。

~ ポ イ ン ト ~
○ 管理組合が長期修繕計画について理解し、比較検討を容易にするため、作成者ごとに異なっていた様式について「標準的な様式」を初めて策定した。
○ 項目漏れによる修繕積立金の不足を防ぐため、標準的な「推定修繕工事項目」を示した。
○ 修繕積立金の額の将来的な引き上げ額の幅を少なくするため、「均等積立方式」により修繕積立金の額を算出することとした。

さらに詳しく知りたい方は国土交通省のサイトへ

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